(2) 着雪と融雪による災害
電線着雪による被害は湿った雪が降るときに発生しやすく、1月に多い。
融雪による災害は多雪地帯を中心に2~5月ころにかけて発生する。融雪は大雨や気温の上昇によって急速に進むが、地すべりやがけ崩れなどの土砂災害の誘因となったり、中小河川が増水して低地で浸水被害が出たりする。
写真5-44 電線への着雪