動物に関することわざ

309 ~ 310

・カエルが方々で鳴きはじめると雨になる。

・道にアリの行列がつづくと天気が変わる。

・ミンミンゼミが鳴きだすと暑くなる。

・ブユ(ブヨ)が群がるときは雨。

・ブヨのもちつき天気がくずれる。

・ハチが低いところへ多く巣を作ると台風がくる。

・ツバメが低く飛ぶときは雨になる。

・トビが高く舞うときは天気がよくなる。

・トビが輪を描いて飛ぶと雨が降る。

 真夏の日中は上昇気流が盛んなため、たくさんのトビが舞うものと思われるが、そのようなときは午後になって積乱雲が発達し、驟(しゅう)雨となることを予想したものである。

 ・ムクドリが騒ぐから明日は天気

 ムクドリは夏はほとんど近くの山などで生活するが、秋から冬にかけて里に出て大きな群れをつくって空を飛び回り、夕日の沈むころにぎやかに帰ってきて梢(こずえ)に鈴なりにとまる。こんなときは西の空が晴れているので、明日は好天が見こまれるということか。

・ヨシキリがヨシの上のほうに巣をつくると大水が出る。

・魚が水面に跳ねるときは雨か風。

・ネコが顔を洗うと天気が変わる。

・ネコが耳を洗うときは晴れ。

・ミソサザイが飛び鳴くのは雪。