・カエルが方々で鳴きはじめると雨になる。
・道にアリの行列がつづくと天気が変わる。
・ミンミンゼミが鳴きだすと暑くなる。
・ブユ(ブヨ)が群がるときは雨。
・ブヨのもちつき天気がくずれる。
・ハチが低いところへ多く巣を作ると台風がくる。
・ツバメが低く飛ぶときは雨になる。
・トビが高く舞うときは天気がよくなる。
・トビが輪を描いて飛ぶと雨が降る。
真夏の日中は上昇気流が盛んなため、たくさんのトビが舞うものと思われるが、そのようなときは午後になって積乱雲が発達し、驟(しゅう)雨となることを予想したものである。
・ムクドリが騒ぐから明日は天気
ムクドリは夏はほとんど近くの山などで生活するが、秋から冬にかけて里に出て大きな群れをつくって空を飛び回り、夕日の沈むころにぎやかに帰ってきて梢(こずえ)に鈴なりにとまる。こんなときは西の空が晴れているので、明日は好天が見こまれるということか。
・ヨシキリがヨシの上のほうに巣をつくると大水が出る。
・魚が水面に跳ねるときは雨か風。
・ネコが顔を洗うと天気が変わる。
・ネコが耳を洗うときは晴れ。
・ミソサザイが飛び鳴くのは雪。