(1) 人里近くのシダ
シダは、山地の沢筋に多く見られる。人里近くには少ないが、身近なシダとして、スギナが春先に日当たりのよい田の畦(あぜ)や草地でツクシを出している。石垣や崖(がけ)には、トラノオシダやイヌワラビがついている。
また、食用とされるシダではワラビ、ゼンマイがよく知られている。
写真6-30 スギナ
写真6-31 トラノオシダ
写真6-32 イヌワラビ(ニシキシダ)