④ セツブンソウ(節分草、キンポウゲ科)
10cmほどの小さな草だが、直径2cmもある白花を1個ずつつける。日本の特産種で、関東地方から西に分布する。県内の大きな群落は塩尻周辺に知られているが、人が移し植えたものか各地にわずかずつ生えている。春早く、節分のころ咲くからと名はついたが、県内では3月中旬~下旬が見ごろとなる。これも雪割草と呼ぶ。
写真6-64 セツブンソウ
写真6-65 アズマイチゲ
写真6-66 イチリンソウ
写真6-67 ヤマエンゴサク