本州から九州の水田や溝、沼に生える水草で、葉の形がオオバコに似ているからこの名がついた。市誌資料に寄贈を受けた峯村まさコレクションの植物標本には、1971年(昭和46)9月に篠ノ井高田の水田で採集した、花をつけたミズオオバコの押し葉が残されている。このごろは、身近なところで見ることができなくなった植物で、ごくまれに山間地の小池などに生き残っている。当時は、長野盆地でも生育していた確かな証拠である。
② ミズオオバコ(水大葉子、トチカガミ科)
本州から九州の水田や溝、沼に生える水草で、葉の形がオオバコに似ているからこの名がついた。市誌資料に寄贈を受けた峯村まさコレクションの植物標本には、1971年(昭和46)9月に篠ノ井高田の水田で採集した、花をつけたミズオオバコの押し葉が残されている。このごろは、身近なところで見ることができなくなった植物で、ごくまれに山間地の小池などに生き残っている。当時は、長野盆地でも生育していた確かな証拠である。