国道の中央分離帯や路傍は水分が少なく、排気ガスや砂ぼこり、泥水をかぶり、植物にとってはきびしい環境であるが、春先からオオイヌノフグリがコバルト色の花を咲かせる。つづいてセイヨウタンポポ、コメツブツメクサ、オオキンケイギクの黄色の花が地面をおおう。夏になると、ナガハグサ、オニウシノケグサ、イヌムギなどのイネ科の帰化種が背丈を伸ばし、緑を濃くしている。この変化は、渋滞のドライバーの目には何とうつるのだろうか。
(1) 季節による変化
国道の中央分離帯や路傍は水分が少なく、排気ガスや砂ぼこり、泥水をかぶり、植物にとってはきびしい環境であるが、春先からオオイヌノフグリがコバルト色の花を咲かせる。つづいてセイヨウタンポポ、コメツブツメクサ、オオキンケイギクの黄色の花が地面をおおう。夏になると、ナガハグサ、オニウシノケグサ、イヌムギなどのイネ科の帰化種が背丈を伸ばし、緑を濃くしている。この変化は、渋滞のドライバーの目には何とうつるのだろうか。