(3) ヒメムカシヨモギ-ヒメジョオン群落

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 住宅地の空き地などにふつうに見られる群落である。水田や野菜畑などが放置されて裸地になると、最初に侵入してくる種で構成されている。ヒメムカシヨモギ、シロザ、ブタクサ、オオアレチノギクなどは、1~2年草の帰化植物である。草丈は高いもので180cmほどまで伸びるものもあり、一般に害草と呼ばれる種が多い。時間の経過とともに、他の種によって置きかえられてしまう群落である。


写真6-120 ヒメムカシヨモギ-ヒメジョオン群落(若槻西条)