(2) カワヤナギ-タチヤナギ群落

363 ~ 363

 河辺に生育する低木林で、カワヤナギ、タチヤナギを優占種(最も量的に多い種)とする群落である。生態的にヤナギ類が河辺に適応しているのは、深く根を張ることによって、水分が得やすく、洪水にも流されない。茎や枝が柔らかく、水圧があっても折れないなど、きびしい環境でも生育できる形態をもっているからである。


表6-11 カワヤナギ-タチヤナギ群落