市内の豊かな緑を守るため平成7年度現在97ヵ所、137本が保存樹木として指定されている。木の種類別にみるとケヤキがもっとも多く、アカマツ、エンジュなどがこれにつぐ。珍しいものでは若穂綿内(小泉善男宅)に株立ちのチョウセンマキ(イヌガヤの変種)がある(写真6-178)。
保存樹林としては、神社や寺の林が多くあげられているが、52ヵ所、15万586m2(同上現在)と広大である。地域の財産、地球の財産としてたいせつにしたいものである。
若槻吉(よし)区にあった千載松(せんざいまつ)(樹齢300~400年)は枯死したが、二代目として跡地に7本のアカマツが植えられ、だいじに育てられている(写真6-179)。