街路樹や並木がもつ機能は、通行者に対する緑陰の提供、都市景観の向上、道路景観の向上、住民に対する防風・防寒・大気浄化・騒音防止など環境保全、防火や類焼防止などの防災、野鳥のねぐら・営巣地の提供など多様である。
市内の主な道路にはほとんど街路樹や並木があり、その植栽方法や樹種も最近は多様化している。
植栽されている樹種は、ケヤキ、アメリカハナミズキ、シダレヤナギなどで、使用されている種は表6-36のとおりである。
このように、街路樹も年々植栽樹種が多様化し、外来種の増加が多くなっている。
植栽方法は、①高木だけで植える、②高木・中木・下木の組み合わせで植える、③高木・下木の組み合わせで植える三通りがある。また、1路線(通り)1種統一によるものと複数種の組み合わせによる街路とがある。