主に河川の水辺で生活する鳥（A）は、ほぼ河川内だけで生活している鳥で、河川の鳥と呼ぶにふさわしい鳥である。今回観察された計67種中、23種（34％）ともっとも多くを占めていた。カイツブリ科、ガンカモ科、サギ科、チドリ科、シギ科、カモメ科、カワセミ科、セキレイ科の鳥である。
表7－6 千曲川で観察された鳥の類別
写真7－71 ヨシの葉を編んでつくられたヨシゴイの巣と卵
写真7－72 夜間に魚を捕りにきたアオサギ
赤外線センサーカメラで撮影
写真7－73 水辺に突きだした枝で魚をねらうカワセミ
写真7－74 ササゴイ 細長い嘴(くちばし)で魚を捕らえる。市内の千曲川で集団繁殖している
写真7－75 水辺で魚をねらうヤマセミ
市内の千曲川では毎年数番(つがい)が繁殖している