第4節 ハチュウ類

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 ハチュウ(爬虫)類は、ヘビに代表されるように、何となく気持ち悪いというイメージがつきまとうが、哺乳(ほにゅう)類などの恒温(こうおん)動物に比べ、餌(えさ)の量も少なく、鳴き声も立てず、手があまりかからないことから、とくに都会でペットにする人が近年増えていると聞く。なれてくると、案外親しみやすい動物である。

 ハチュウ類は、世界全体で約6,000種が知られており、そのうち日本に生息するのは約80種といわれている。長野市では、14種類(ヘビ類8種、トカゲ類2種、カメ類4種)が生息しているものと思われる。