ニホントカゲ

470 ~ 470

ニホントカゲは、岩場や崖(がけ)などでふつうに見られるトカゲである。

 幼体のころは、黒地の背面に黄白色の5本の縦じまをもち、尾の先が鮮やかな青色である。こうした色彩は、成長とともに消えていき、完全な生体になると明るい茶色となる。

 全長は25cmくらいになり、鱗(うろこ)は光沢がありなめらかである。昆虫やクモなどを獲物としている。


写真7-95 ニホントカゲの若い個体(左)とニホンカナヘビ(右)