秋のセミ
夏の終わりごろからあらわれるのがチッチゼミで、山の紅葉が最盛期を迎えるまで、日当たりのよい雑木林やクワ畑などで、チッチ、チッチとすきとおる声で鳴きつづける。体長2cmほどの小さなセミで、紅や黄に色づいた山で鳴き声を聞くと、秋の寂しさを感ずる。
写真7-192 鳴いているチッチゼミ