(1) カメムシ類

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 カメムシは、指でつまむと足の付け根から臭いにおいを出すので「へっこきむし」とか「へっぴりむし」と呼ばれ嫌われている虫の一群で、多くは作物の害虫として扱われている。

 ニンジンやウイキョウ、セリなどが花をつけると、花に群がるのがアカスジカメムシである。秋に大量に家に侵入し、ふとんや衣類のすき間に入り悪臭をまき散らすのはクサギカメムシ、スコットカメムシなどで、冬越しのために入ってきたのである。


写真7-193 アカスジカメムシの一群