(3) ヨコバイ、ウンカ類

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 鋭い口吻でイネなどの茎や葉から汁を吸うので「吸汁性害虫」と呼ばれ、作物の害虫のグループである。イネの葉や茎から汁を吸うツマグロヨコバイとセジロウンカ、トビイロウンカのウンカ類は、長野市でも重要害虫で、その被害は大きい。

 これらは、汁を吸うばかりでなく、ウィルス病の菌も移すので、農家にとっては大敵である。これらの虫は水田周辺の草むらから、飯綱高原にまで分布している。


写真7-195 水田へ飛びたつツマグロヨコバイ