(2) 幼虫

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 ハムシ類の幼虫は裸虫で、アオカメノコハムシの幼虫のように、体全面が、まばらな剛毛でおおわれたり、ごくわずかな剛毛でおおわれているものが、ほとんどである。

 このようなハムシの幼虫は、天敵が近づくと擬死状になり、ぱらりと地面に落ちるもの、ヤナギルリハムシのように体側から独特の刺激臭をもつ粘液球を出すもの、カメノコハムシ亜科のハムシ類のように、自分の体に排泄物や脱皮殼をつけるものもある。また、ツツハムシ亜科のハムシのように、糞で固めた壺(ケース)のなかに入って生活するものもある。壺は成長とともに大きくなる。