(3) 蛹(さなぎ)
ハムシ類は3齢(れい)、4齢、5齢という異なった幼虫期を経て蛹となる。
クルミハムシは、クルミの葉脈に下垂して蛹となる。ルリハムシ、ヤナギルリハムシなども、このような下垂蛹となる。
写真7-238 クルミハムシの蛹群
イタドリハムシ、ハンノキハムシ、エノキハムシなど多くの種は土のなかで蛹となるが、コヤツボシツツハムシやバラルリツツハムシなどのツツハムシ亜科のハムシのように排泄物でつくったケースのなかで蛹となるものもある。