第9節 落ち葉のなかの生きもの

543 ~ 543

 雑木林のなかで、秋から冬にかけ厚く積もった落ち葉は、つぎの年の秋までに、ほとんど姿を消してしまう。これは、土のなかや落ち葉のなかにいるアメーバやダニ、クモ、ミミズ、昆虫など、さまざまな生きものによって食べられ、消化され、腐葉土や土になったからである。

 ここでは、このような生きものの主なものを紹介する。