ダンゴムシやヤスデ、ムカデ
ダンゴムシやヤスデ、ムカデは、いずれも多くの足をもつため多足類と呼ばれている。ダンゴムシのなかまにはホソワラジムシがいる。これらは落ち葉の下に群れ、落ち葉を盛んに食べ、こまかく小さくしている。
ヤスデも土中や落ち葉のあいだにすみ、落ち葉や菌類を食べている。落ち葉のなかに多いムカデ類は、もっぱら小昆虫や他の小動物を捕食している。
落ち葉は、このように多くの生きものたちによってこまかく砕かれ、やがて腐葉土となる。
写真7-293 保基谷岳や飯綱高原の落ち葉のなかにいるオビババヤスデ(通称キシャヤスデ)