長野市の古代・中世にさかのぼる美術工芸品の文化財の伝存の状況は、重文(国指定重要文化財)、重美(国指定重要美術品)、県宝(長野県指定)、市文(長野市指定文化財)、未指定などをふくめると、約六〇件もの数にのぼる。
したがって、これらの美術工芸品のすべてについて解説することは、紙数の制限から無理があろう。またその記載内容についても同様のことがいえる。このような状況のなかで、本書は重文、重美、県宝を中心とし、市文あるいは未指定については注目されるものにしぼり、解説することにした。
第二節 美術工芸
長野市の古代・中世にさかのぼる美術工芸品の文化財の伝存の状況は、重文(国指定重要文化財)、重美(国指定重要美術品)、県宝(長野県指定)、市文(長野市指定文化財)、未指定などをふくめると、約六〇件もの数にのぼる。
したがって、これらの美術工芸品のすべてについて解説することは、紙数の制限から無理があろう。またその記載内容についても同様のことがいえる。このような状況のなかで、本書は重文、重美、県宝を中心とし、市文あるいは未指定については注目されるものにしぼり、解説することにした。