長野市誌 第七巻 歴史編 現代 目次

1 ~ 11

口絵

刊行のことば            長野市長 鷲澤正一

緒言

例言


第一章 敗戦後の市政と市町村民…一

第一節 占領下の市町村民…二

  一 敗戦による市町村政…二

長野軍政部の進駐と市町村  公職追放と首長・議員選挙  市町村財政の窮迫と天皇の巡幸  県庁舎別館の火災と分県論の再燃

  二 政治の民主化への動き…二八

政党の復活と婦人参政権の実現  国家地方警察と市消防の発足

第二節 農地改革と農業の民主化…四一

  一 農地改革による自作農の誕生…四一

農地改革の実施と成果  農地委員会と農地買いあげ問題

  二 食糧増産と農業への期待…四八

食糧供出と増産対策  農業生産とりんご景気  農家経済と農業協同組合

第三節 商工業の復興と交通の整備…六三

  一 商工業・金融業の復興への動き…六三

商工会議所の成立と活動  新円発行と金融業  工業の復興

  二 交通・通信の整備…七九

     交通機関の混乱と再建  郵便と電信・電話の整備

第四節 戦後社会の混乱と社会運動…八九

  一 インフレと市町村民の生活…八九

インフレ・食糧危機と住民の生活  復員・引き揚げと疎開者の動き

  二 民主化への胎動と福祉…一〇〇

労働組合の結成と労働運動  青年団の再建と活動  婦人会の復活と社会参加  部落解放県連合会の結成と解放運動  生活困窮者対策と民生委員  児童福祉施設の開設と拡充

  三 災害と防災…一三二

     学校など公共物の焼失  キティ台風と裾花川の決壊

第五節 戦後の教育改革と文化活動…一四一

  一 教育の民主化と新しい教育制度…一四一

軍国主義と国家主義教育の排除  新しい教育制度の発足  教育委員会の発足  二・一ゼネストと教育界

  二 新しい教育のうねり…一六四

新教育課程と実験学校・教育研究  東海北陸地区研究集会と長野市教育研究集会  PTAの発足と学校給食  信州大学と長野県短期大学の発足  教育会の改組と教員組合の結成

  三 社会教育の進展…一九〇

長野日米文化センター  公民館の発足とその活動  成人学校とPTA母親文庫

  四 学問・報道・信教の自由…二〇四

新聞・雑誌の統制解除と民間放送の開始  神道指令と神社  キリスト教の再出発  善光寺の法人化と仏教界

  五 市民の文化活動と娯楽・スポーツ…二二二

長野平和博覧会の開催  文化活動の盛況  野球の盛況とスポーツの復活


第二章 市町村合併と高度経済成長期の長野市…二三七

第一節 市町村合併の進展…二三八

  一 市町村合併の進展…二三八

長野市周辺一〇ヵ村の編入合併  篠ノ井市の設置と更級郡下の町村合併  埴科郡松代町と周辺六ヵ村の合併  上高井郡若穂町の設置  長野市ほか一市三町三ヵ村の大合併

  二 拡大する市政の展開…二五八

市議会議員選挙と市議会の動き  大合併直後の市政と市財政の課題  国警察・自治体警察の統合と県庁舎の完成  刑務所の移転と跡地の官庁舎建設  長野飛行場の建設問題とヘリポートの設置  大峰城と地附山・飯綱高原の観光開発  市民会館・新市庁舎・蔵春閣などの建設  橋梁の架設と長野駅周辺区画整理事業  し尿処理施設と大峰斎場の建設

  三 社会福祉と医療…三〇一

老人福祉施設とリハビリ施設などの開設  医療と保険  保育園と保育所の増設

第二節 商工業の発達と農村の市街化…三一六

  一 好況のなかでの商工業…三一六

長野産業文化博覧会の開催  工業の発達と在来産業  商工会議所と商業の発展

  二 高度経済成長期の農林業…三三二

農業の合理化と都市計画事業  米の生産調整と農協合併  林業の危機と再編

  三 需要の増す用水確保…三四六

笹平・小田切・裾花ダムの建設  善光寺川中島平農業水利改良工事事業  上水道の野尻湖引水

  四 交通・通信の発達…三六〇

列車・バス輸送の拡大  交通問題と安全確保・道路整備  電信・電話と有線放送の普及

第三節 市民生活の変化と災害…三七七

  一 生活の変化と自治活動…三七七

景気の変動と生活の変化  公営住宅の建設と団地造成  売春禁止法成立とトルコぶろ問題  暴力追放運動と市民

  二 人権を守る運動…三九九

     公害の発生と対応  差別撤廃運動と同和教育

  三 市民運動の高まり…四一三

     青年団と婦人会などの活動  労働運動と社会運動

  四 松代群発地震の発生と豪雨災害…四二九

     松代群発地震の発生  台風・集中豪雨と地すべり被害

第四節 高度経済成長期の教育と文化…四四三

  一 教育制度の改変…四四三

教育制度の改変と教育界の対応  幼児教育と幼稚園教育  給食・教育センターと高原学校の拡充

  二 学校の統廃合と新設…四五八

小・中学校の統廃合と諸問題  私立高校の新設と県立高校の統合・移転  養護学級と盲・ろう・養護学校の新設  国立長野高専と私立短大の新設  各種学校と専修学校

  三 社会教育の充実…四九六

地域公民館のひろがりと成人学校  活動の本質を模索するPTA活動

  四 スポーツ施設の整備と活用…五〇六

市民プールとグラウンドなどの建設  スキー場の開設と市民体育祭のはじまり

  五 報道・芸術・娯楽・宗教…五一八

信濃美術館の建設と文化団体の活動  テレビ放送と東京オリンピック  地区の文化活動と野外劇場・映画館  長野びんずるとレジャーブーム  宗教界の動向


第三章 低成長期の長野市と福祉の整備…五四三

第一節 石油危機と市民生活…五四四

  一 石油危機と市の行財政…五四四

狂乱物価と市財政  市民生活と消費者運動  行政機構の改革  市議会の動きと県議会・国会議員選挙

  二 都市整備と国際交流…五六二

長野電鉄の地下鉄化と長野大通り  姉妹都市・友好都市との国際交流

第二節 社会福祉の整備充実…五七二

  一 老人福祉と障害者福祉…五七二

     老人福祉と老人憩の家  障害者福祉と施設

  二 子どもと福祉…五八一

児童館の設置と運営  子ども医療・交通共済と働く婦人の家

  三 人権尊重と健全育成…五九一

同和教育の推進と部落解放都市宣言  青少年健全育成と関連施設

  四 都市生活のうるおい…六〇四

野外彫刻設置と観光地整備  上水道と下水道の設置拡張

第三節 産業・交通の変貌と災害…六一八

  一 商工業の振興…六一八 

商工業の推移と新しい工業団地  カネボウ綿糸長野工場の跡地利用

  二 農林業の課題…六二九

減反政策と水田の転用  農業協同組合の合併と現況  松くい虫の山林被害と林業育成

  三 交通の整備…六四七

橋梁の架けかえ  交通網の整備  さわやか日替わり通勤運動

  四 災害・事故の発生と防災…六六四

地附山地すべりの災害  台風と集中豪雨の被害  火災と防災体制の整備

第四節 教育と文化…六七八

  一 学校教育の課題と対策…六七八

小学校の新設・閉校問題  高校の新設と私立高校の変貌

  二 文化施設の充実と文化財保護…六八六

市立博物館と少年科学センターの開設  茶臼山自然史館・動物園・恐竜公園の開設  市立長野図書館・南部図書館などの開館  真田宝物館の開館と文化財

  三 スポーツとまつり…七〇六

まつりと観光  高校の甲子園出場と市民スポーツの広まり  高校総体とやまびこ国体


第四章 冬季オリンピックと長野市…七二九

第一節 市の行財政と市民生活…七三〇

  一 市行財政の推進…七三〇

拡大する長野市の行財政  第二庁舎の完成と市制九〇周年記念  中核市のスタートと長野広域連合  都市景観の保全・形成と緑化の推進

  二 福祉と市民生活…七五四

市民病院の設立と松寿荘の再建  ごみ問題と清掃工場などの建設  高齢者福祉事業と介護保険事業  交通安全都市宣言とスパイクタイヤ市内禁止  同和対策・同和教育と人権問題

第二節 冬季オリンピックの開催…七八五

  一 冬季オリンピックの招致…七八五

冬季五輪招致委員会の結成と活動  開催都市長野市の取りくみ

  二 冬季オリンピックとパラリンピックの開催…七九七

オリンピック冬季大会の開催  パラリンピック冬季大会の開催  一校一国運動の推進と国際親善活動

第三節 産業・交通通信の発達と課題…八一九

  一 産業の発達と課題…八一九

卸売市場の移転  郊外大型店と市街地の再生  農業の災害補償

  二 交通通信の発達…八三五

通信情報の高度化と市民生活  長野新幹線と長野自動車道の開通  長野駅東口整備と中央通りの改修

第四節 教育と文化…八五八

  一 学校教育の課題と社会教育…八五八

大規模校の解消と小規模校の統廃合  いじめ・不登校などと教育相談  学校五日制と特色ある学校づくり  公民館と生涯学習の展開

  二 文化財保護と記念事業…八八五

善光寺本堂の大修理と松代城復元工事  松代大本営地下壕の保存公開と平和運動  市制百周年記念事業と各地区の活動

  三 スポーツと報道…九〇三

長野オリンピック記念長野マラソンの開催  民間放送局の開局と放送の多様化

あとがき

近現代史専門部会部員・調査執筆員

執筆分担

監修者

刊行委員

編さん準備委員

編さん委員

調査協力員

事務局・編さん室職員