口絵
刊行のことば 長野市長 鷲澤正一
緒言
例言
第一章 敗戦後の市政と市町村民…一
第一節 占領下の市町村民…二
一 敗戦による市町村政…二
長野軍政部の進駐と市町村 公職追放と首長・議員選挙 市町村財政の窮迫と天皇の巡幸 県庁舎別館の火災と分県論の再燃
二 政治の民主化への動き…二八
政党の復活と婦人参政権の実現 国家地方警察と市消防の発足
第二節 農地改革と農業の民主化…四一
一 農地改革による自作農の誕生…四一
農地改革の実施と成果 農地委員会と農地買いあげ問題
二 食糧増産と農業への期待…四八
食糧供出と増産対策 農業生産とりんご景気 農家経済と農業協同組合
第三節 商工業の復興と交通の整備…六三
一 商工業・金融業の復興への動き…六三
商工会議所の成立と活動 新円発行と金融業 工業の復興
二 交通・通信の整備…七九
交通機関の混乱と再建 郵便と電信・電話の整備
第四節 戦後社会の混乱と社会運動…八九
一 インフレと市町村民の生活…八九
インフレ・食糧危機と住民の生活 復員・引き揚げと疎開者の動き
二 民主化への胎動と福祉…一〇〇
労働組合の結成と労働運動 青年団の再建と活動 婦人会の復活と社会参加 部落解放県連合会の結成と解放運動 生活困窮者対策と民生委員 児童福祉施設の開設と拡充
三 災害と防災…一三二
学校など公共物の焼失 キティ台風と裾花川の決壊
第五節 戦後の教育改革と文化活動…一四一
一 教育の民主化と新しい教育制度…一四一
軍国主義と国家主義教育の排除 新しい教育制度の発足 教育委員会の発足 二・一ゼネストと教育界
二 新しい教育のうねり…一六四
新教育課程と実験学校・教育研究 東海北陸地区研究集会と長野市教育研究集会 PTAの発足と学校給食 信州大学と長野県短期大学の発足 教育会の改組と教員組合の結成
三 社会教育の進展…一九〇
長野日米文化センター 公民館の発足とその活動 成人学校とPTA母親文庫
四 学問・報道・信教の自由…二〇四
新聞・雑誌の統制解除と民間放送の開始 神道指令と神社 キリスト教の再出発 善光寺の法人化と仏教界
五 市民の文化活動と娯楽・スポーツ…二二二
長野平和博覧会の開催 文化活動の盛況 野球の盛況とスポーツの復活
第二章 市町村合併と高度経済成長期の長野市…二三七
第一節 市町村合併の進展…二三八
一 市町村合併の進展…二三八
長野市周辺一〇ヵ村の編入合併 篠ノ井市の設置と更級郡下の町村合併 埴科郡松代町と周辺六ヵ村の合併 上高井郡若穂町の設置 長野市ほか一市三町三ヵ村の大合併
二 拡大する市政の展開…二五八
市議会議員選挙と市議会の動き 大合併直後の市政と市財政の課題 国警察・自治体警察の統合と県庁舎の完成 刑務所の移転と跡地の官庁舎建設 長野飛行場の建設問題とヘリポートの設置 大峰城と地附山・飯綱高原の観光開発 市民会館・新市庁舎・蔵春閣などの建設 橋梁の架設と長野駅周辺区画整理事業 し尿処理施設と大峰斎場の建設
三 社会福祉と医療…三〇一
老人福祉施設とリハビリ施設などの開設 医療と保険 保育園と保育所の増設
第二節 商工業の発達と農村の市街化…三一六
一 好況のなかでの商工業…三一六
長野産業文化博覧会の開催 工業の発達と在来産業 商工会議所と商業の発展
二 高度経済成長期の農林業…三三二
農業の合理化と都市計画事業 米の生産調整と農協合併 林業の危機と再編
三 需要の増す用水確保…三四六
笹平・小田切・裾花ダムの建設 善光寺川中島平農業水利改良工事事業 上水道の野尻湖引水
四 交通・通信の発達…三六〇
列車・バス輸送の拡大 交通問題と安全確保・道路整備 電信・電話と有線放送の普及
第三節 市民生活の変化と災害…三七七
一 生活の変化と自治活動…三七七
景気の変動と生活の変化 公営住宅の建設と団地造成 売春禁止法成立とトルコぶろ問題 暴力追放運動と市民
二 人権を守る運動…三九九
公害の発生と対応 差別撤廃運動と同和教育
三 市民運動の高まり…四一三
青年団と婦人会などの活動 労働運動と社会運動
四 松代群発地震の発生と豪雨災害…四二九
松代群発地震の発生 台風・集中豪雨と地すべり被害
第四節 高度経済成長期の教育と文化…四四三
一 教育制度の改変…四四三
教育制度の改変と教育界の対応 幼児教育と幼稚園教育 給食・教育センターと高原学校の拡充
二 学校の統廃合と新設…四五八
小・中学校の統廃合と諸問題 私立高校の新設と県立高校の統合・移転 養護学級と盲・ろう・養護学校の新設 国立長野高専と私立短大の新設 各種学校と専修学校
三 社会教育の充実…四九六
地域公民館のひろがりと成人学校 活動の本質を模索するPTA活動
四 スポーツ施設の整備と活用…五〇六
市民プールとグラウンドなどの建設 スキー場の開設と市民体育祭のはじまり
五 報道・芸術・娯楽・宗教…五一八
信濃美術館の建設と文化団体の活動 テレビ放送と東京オリンピック 地区の文化活動と野外劇場・映画館 長野びんずるとレジャーブーム 宗教界の動向
第三章 低成長期の長野市と福祉の整備…五四三
第一節 石油危機と市民生活…五四四
一 石油危機と市の行財政…五四四
狂乱物価と市財政 市民生活と消費者運動 行政機構の改革 市議会の動きと県議会・国会議員選挙
二 都市整備と国際交流…五六二
長野電鉄の地下鉄化と長野大通り 姉妹都市・友好都市との国際交流
第二節 社会福祉の整備充実…五七二
一 老人福祉と障害者福祉…五七二
老人福祉と老人憩の家 障害者福祉と施設
二 子どもと福祉…五八一
児童館の設置と運営 子ども医療・交通共済と働く婦人の家
三 人権尊重と健全育成…五九一
同和教育の推進と部落解放都市宣言 青少年健全育成と関連施設
四 都市生活のうるおい…六〇四
野外彫刻設置と観光地整備 上水道と下水道の設置拡張
第三節 産業・交通の変貌と災害…六一八
一 商工業の振興…六一八
商工業の推移と新しい工業団地 カネボウ綿糸長野工場の跡地利用
二 農林業の課題…六二九
減反政策と水田の転用 農業協同組合の合併と現況 松くい虫の山林被害と林業育成
三 交通の整備…六四七
橋梁の架けかえ 交通網の整備 さわやか日替わり通勤運動
四 災害・事故の発生と防災…六六四
地附山地すべりの災害 台風と集中豪雨の被害 火災と防災体制の整備
第四節 教育と文化…六七八
一 学校教育の課題と対策…六七八
小学校の新設・閉校問題 高校の新設と私立高校の変貌
二 文化施設の充実と文化財保護…六八六
市立博物館と少年科学センターの開設 茶臼山自然史館・動物園・恐竜公園の開設 市立長野図書館・南部図書館などの開館 真田宝物館の開館と文化財
三 スポーツとまつり…七〇六
まつりと観光 高校の甲子園出場と市民スポーツの広まり 高校総体とやまびこ国体
第四章 冬季オリンピックと長野市…七二九
第一節 市の行財政と市民生活…七三〇
一 市行財政の推進…七三〇
拡大する長野市の行財政 第二庁舎の完成と市制九〇周年記念 中核市のスタートと長野広域連合 都市景観の保全・形成と緑化の推進
二 福祉と市民生活…七五四
市民病院の設立と松寿荘の再建 ごみ問題と清掃工場などの建設 高齢者福祉事業と介護保険事業 交通安全都市宣言とスパイクタイヤ市内禁止 同和対策・同和教育と人権問題
第二節 冬季オリンピックの開催…七八五
一 冬季オリンピックの招致…七八五
冬季五輪招致委員会の結成と活動 開催都市長野市の取りくみ
二 冬季オリンピックとパラリンピックの開催…七九七
オリンピック冬季大会の開催 パラリンピック冬季大会の開催 一校一国運動の推進と国際親善活動
第三節 産業・交通通信の発達と課題…八一九
一 産業の発達と課題…八一九
卸売市場の移転 郊外大型店と市街地の再生 農業の災害補償
二 交通通信の発達…八三五
通信情報の高度化と市民生活 長野新幹線と長野自動車道の開通 長野駅東口整備と中央通りの改修
第四節 教育と文化…八五八
一 学校教育の課題と社会教育…八五八
大規模校の解消と小規模校の統廃合 いじめ・不登校などと教育相談 学校五日制と特色ある学校づくり 公民館と生涯学習の展開
二 文化財保護と記念事業…八八五
善光寺本堂の大修理と松代城復元工事 松代大本営地下壕の保存公開と平和運動 市制百周年記念事業と各地区の活動
三 スポーツと報道…九〇三
長野オリンピック記念長野マラソンの開催 民間放送局の開局と放送の多様化
あとがき
近現代史専門部会部員・調査執筆員
執筆分担
監修者
刊行委員
編さん準備委員
編さん委員
調査協力員
事務局・編さん室職員