かるかや塚
北石堂町の苅萱(かるかや)山西光寺の境内に三基の石塔がある。中央はくずれかけた五重石塔で鎌倉時代のものらしい。向かって右の九重石塔は、高さ約四四〇センチメートルの大きなもので、寛文(かんぶん)四年(一六六四)、中御所(なかごしょ)・妻科(つましな)など近所の人びとが建てたものである。
写真9 かるかや塚―西光寺の石塔