善光寺敷石

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境内入口の二天門跡から本堂まで敷石が敷かれている。この敷石は二天門前から山門下と、山門から本堂までと二つの部分に分かれている。二天門前から山門下の敷石は幅三間(五・五メートル)、長さ二一八間(三九六メートル)で、正徳(しょうとく)三年(一七一三)、江戸の石屋香庄(こうのしょう)(大竹屋)平兵衛が寄進したものである(墓碑銘等)。山門から本堂までの敷石は幅四間(七・三メートル)、長さ約六〇メートル、正徳三年腰村(西長野)西光寺の欣誉単求が寄進したものである。のち文化七年に補修された(県史近世⑦二〇七六)。敷石の数は現在六四七九枚、郷路(ごうろ)山の安山岩を使用している。長野市の文化財に指定されている。


写真10 善光寺の敷石