古代、芹田地域は、『和名妙』の水内八郷中の芹田郷・芋井郷などに属していた。郷は、律令制の地方行政区画の最末端組織である。芹田郷の郷域の本郷は、現在の上千田・中千田あたりと比定されている。南俣(みなみまた)・中御所あたりは、善光寺を中心とする芋井郷に属していた。郷はいくつかの集落を含んでいたことから、芹田の地域は戸口が多かったことがうかがえる。
芹田郷・芋井郷
古代、芹田地域は、『和名妙』の水内八郷中の芹田郷・芋井郷などに属していた。郷は、律令制の地方行政区画の最末端組織である。芹田郷の郷域の本郷は、現在の上千田・中千田あたりと比定されている。南俣(みなみまた)・中御所あたりは、善光寺を中心とする芋井郷に属していた。郷はいくつかの集落を含んでいたことから、芹田の地域は戸口が多かったことがうかがえる。