市場団地の発展

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現ビッグハットの場所には、長野市場団地(いちばだんち)があった。これは昭和四十年に長野市内に分散していた青果・鮮魚問屋などが集まって開設された民営の市場団地で、約四万三〇〇〇平方メートルの敷地に二九社が営業していた。同六十一年経営の合理化、規模拡大を目ざして長野地方卸売市場を設立、同六十三年に現真島町へ移転し、食品流通の拠点として活動している。

 一方、昭和四十八年川合新田字古屋敷北に長野総合卸商業協同組合が開設され、市内の問屋がつぎつぎと引っ越し、現在三九業者が営業している。


写真14 長野総合卸商業協同組合団地