社会教育等の進展

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戦後、公民館活動は年々盛んとなり、現在地域の文化活動の中心的な役割を担っている。昭和五十一年(一九七六)長野市立南部公民館が発足した。同年館報『なんぶ』を創刊、同五十九年(三三号)からは『館報せりた』と改称し、現在六八号である。公民館活動は、各種研修会や、講座、文化芸能、成人教育(スポーツ会・成人式)などあり、多種多様である。

 昭和五十二年に「信濃拓の会」ができ、芹田地区の石造物の拓本と所在図を作成した。同五十四年には、成人教育(ふるさと学級)が、芹田の年中行事を調べ『ふるさと歳時記』として発刊した。また、地区の歴史などに関する書物には、『上千田小誌』『近世栗田村古文書集成』『七瀬町誌』『芹田小創立百周年記念誌』『芹田小学校の歩み』『荒木公民館誌』などがある。

 芹田地区の文化芸能祭は、昭和五十三年十月に第一回が開かれ、地区内文化団体の発表(展示部門・舞踊・大正琴など)の場として盛んで、平成七年一八回を数えている。