上松(うえまつ) 地附(じづき)山の北隅にあり、その地形が桝形(ますがた)に似ている。地域の人びとは城山と呼んでいる。城跡の周囲には空堀の跡が残っている。広さは東西八九メートル、南北約一七二メートルで、郭(くるわ)や腰郭(こしぐるわ)の一部も残っている。山城であるから軍事上の城である。伝えによると落合備中守の出城であったとされている。
上松桝形城跡
上松(うえまつ) 地附(じづき)山の北隅にあり、その地形が桝形(ますがた)に似ている。地域の人びとは城山と呼んでいる。城跡の周囲には空堀の跡が残っている。広さは東西八九メートル、南北約一七二メートルで、郭(くるわ)や腰郭(こしぐるわ)の一部も残っている。山城であるから軍事上の城である。伝えによると落合備中守の出城であったとされている。