北長野駅前再開発事業

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「北長野駅前地区市街地再開発事業」の進められている北長野駅前北側地区は、長野市の北東部に位置し、古くは善光寺平の貨物の集積場として倉庫などが多く立ち並び、旧長野市街地に匹敵するほどのにぎわいを見せていた。しかし、時代とともに倉庫や工場が近隣の市町村に移り、周辺の宅地化、あるいは商業集積の進出により、長野市近郊の住宅地に変貌(へんぼう)した。そこで、北長野駅前(北側)地区の市街地再開発事業をおこし、新しいまちづくりを進めた。

 北長野駅前B3地区は、平成二年商業の核づくりに東急ライフが開業した。同九年にできたB1地区のビルは、市や町の公共施設と一二七戸の分譲マンションが一体となっている。北隣の信濃吉田駅前とは、駅が橋上化し、人工地盤で直結した。再開発ビルに合わせ、JRと私鉄の二本の公共交通、商業ビル、公共施設が一体となっている。再開発事業の計画では、B2地区と信濃吉田駅北側のA地区の再開発問題が残っている。


写真13 北長野駅前再開発予想図