天井川の改修

396 ~ 397

この改修工事も昭和四十年代から五十年代になると、下流域区で浸水の被害が出はしめた。また沿岸の市街地化の進捗(しんちょく)とともに、天井川決壊による被害の増大が大きな問題となってきた。この根本的な改修のために、県では上流のダム構築、中流域での天井川の解消、下流域では河道の掘削築堤による改修工事を昭和五十二年からすすめている(『中小河川改修事業|一級河川浅川』)。