長野平農業水利事業

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昭和十九年の客土事業により、東部の低湿地が改良され生産力が向上したが、この乾田化を一層進めたのが、昭和四十五年に国営でおこなわれた長野平農業水利事業である。この事業で整備された長沼幹線排水路と長沼機場の排水機の設置により、出水時の湛水(たんすい)、溢流(いつりゅう)のおそれがなくなり、東部の湿田の乾田化か促進された。