浅川大池・猫又遺跡

453 ~ 453

飯綱高原には長野市でもっとも古い時代の遺跡があり、昭和三十年代から広い範囲にわたって発掘調査がおこなわれた。大池の湖底発掘からは黒曜石製のナイフ型石器や先刃搔器(せんじんそうき)の石器が発見されて、上ヶ屋遺跡なども近く、旧石器時代の人が住むには絶好の場所であった。


写真2 旧石器文化の遺跡を残す浅川大池