芋井郷

455 ~ 455

古代信濃は一〇郡に六七郷が置かれ、ほぼ五〇戸をもって一郷とした。『和名抄(わみょうしょう)』にある芋井(いもい)郷は水内(みのち)郡内の郷名であり、これには現在の長野市北部の大部分が含まれていた。浅川地区も明治初年の各村誌に「本村古時芋井郷に属す(和名抄にあり)」とあり、律令(りつりょう)時代は芋井郷に属していたとみられる。