犀川の河原を大河原と称し、漁者が小屋を造って住みつき、漁業の合間に大豆をつくったところ、とてもよくできたので、大豆島といいならわして、ついに村名になったという(『町村誌』)。「大豆島(まめじま) 真土(まさど) 大豆所(まめどころ)、二升蒔(ま)いてよければ二石二斗二升」とうたわれたという。「大豆島村」の初見は、慶長(けいちょう)七年(一六○二)の森忠政検地帳である。
三 村名「大豆島」の由来
犀川の河原を大河原と称し、漁者が小屋を造って住みつき、漁業の合間に大豆をつくったところ、とてもよくできたので、大豆島といいならわして、ついに村名になったという(『町村誌』)。「大豆島(まめじま) 真土(まさど) 大豆所(まめどころ)、二升蒔(ま)いてよければ二石二斗二升」とうたわれたという。「大豆島村」の初見は、慶長(けいちょう)七年(一六○二)の森忠政検地帳である。