今後の課題

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長野市に合併したころ、大豆島は農村たった。「一久保寺に二大豆島」という諺(ことわざ)が長野の町にあった。農業生産力が高く、また青年の団結力が強くて近郷の人々に恐れられたこともあった。しかし、都市化は急速に進み、平成二年現在、二六〇四世帯のうち、農家は二六〇と約一割、専業は二三で、全世帯の一パーセントにすぎない。県道三才大豆島中御所線は幹線道路となり、その大豆島以東は東部バイパスとして、国道一八号に接続する。この沿道には川中島自動車本社、出版社、卸店などの配送センター、工場・企業などが急増し、発展しつつある。大工場が立地する土地の余裕はないが、市街地からの企業の移転は今後もつづき、市街地の一部になる日が近いと思われる。