朝陽(あさひ)地区は、長野市域の北東部に位置する。地区の北西部は浅川と裾花(すそばな)川の扇状地の末端であり、条里的地割りの上に立地する。南東部は、裾花川・犀(さい)川・千曲(ちくま)川の氾濫原(はんらんげん)である。南東部に接して千曲川が北流し、これをはさんで若穂地区と須坂市に接する。東北は柳原地区、北は古里地区、西は吉田地区・古牧(こまき)地区、南は大豆島(まめじま)地区と、それぞれ接している。標高は支所(元役場)付近が三四一メートルである。
地区の北部を、長野電鉄長野線が東西に通り、朝陽駅、附属中学前駅がある。また、国道一八号が東西に貫通している。南部には、主要地方道長野須坂インター線が通る。屋島橋を経て上信越道須坂長野東インターにいたることができるため、長野市の東の入り口となっている。