蔬菜

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屋島は沖積層の畑で、蔬菜(そさい)類の栽培が盛んであった。綿内方面の箱しょい商人がそれらを買い集めて、市街へ小売りに出かけた。大正年間には北屋島に「蔬菜園芸組合」が設立され、野菜市場が開かれた。戦時中一時閉鎖されたが、戦後は両屋島とも野菜市場を再開し、にぎわった。