北八幡川洪水

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北八幡川・南八幡川は水量が少なく、大きな被害を出すほどの洪水を起こすことは少なかった。しかし、上流の市街地化が進み、耕地が減少して、少しの夕立で水量が激増するようになった。裾花川の決壊で屋島・北長池地区が大被害を受けた翌年の昭和二十五年八月四日夜から五日朝にかけての豪雨で、北八幡川の堤防が約三十メートルにわたって決壊、北長池を中心に床上浸水一〇戸、床下浸水七三戸、田冠水六三町歩、田畑浸水一三五町歩、南八幡川の橋流失二ヵ所の被害を受けた。