工場誘致と商工業の発達

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市の工場誘致により、昭和四十七年ころから県道三才大豆島(さんさいまめじま)中御所線沿いに工場ができはじめ、それにつれて商店も増加し、平成九年現在商工会に加盟している企業は九七企業である。旧市内のしにせでこの地区へ移ったものもある。近世に西之門町で薪炭商を営んでいた炭平(すみへい)は明治二十六年、上千歳町でセメント業を始め、のち国道一八号沿いの東和田に移り、さらに昭和五十三年北長池の産業道路近くに移った。朝陽地区では富士通につぐ企業である。