長野市への編入合併

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昭和二十八年(一九五三)に「町村合併促進法」が施行され、人口八〇〇〇人以下の小規模町村を対象に合併案がつくられた。長野市でも古里をはじめ、若槻・長沼など周辺一〇ヵ村に合併を申し入れた。若槻村への正式な合併の話は、同年十月から始まり、翌年二月六日、申し合わせ書に調印、八日に臨時村会を召集して合併を議決した。古くから経済的にも文化的にも深いかかわり合いをもった郷土の住民感情として、この合併案についての大きなトラブルはなく、同二十九年四月一日をもって長野市に編入合併した。