吉(よし)ゴウロウ地籍から北方弁天池近くまでの山地一帯に群をなして、その数九〇基から九五基といわれる。おおかたは円墳であり、数においては松代・大室(おおむろ)古墳群にはおよばないものの、密度においてはそれ以上である。とくに第三号墳の横穴式石室の正面奥壁の一枚石には、中央に人物像らしいものが陰刻されており、装飾古墳の一例として注目されている。
吉古墳群
吉(よし)ゴウロウ地籍から北方弁天池近くまでの山地一帯に群をなして、その数九〇基から九五基といわれる。おおかたは円墳であり、数においては松代・大室(おおむろ)古墳群にはおよばないものの、密度においてはそれ以上である。とくに第三号墳の横穴式石室の正面奥壁の一枚石には、中央に人物像らしいものが陰刻されており、装飾古墳の一例として注目されている。