松井松宇(まついしょうう)

652 ~ 652

俳人。宝暦(ほうれき)七年(一七五七)~文政(ぶんせい)十年(一八二七)。七一歳。上町(大町)。名主と問屋を兼ねた地主。本名善右衛門。別号聞濤軒。絵を好む。長沼一茶十哲の一人(一〇人目の掬斗(きくと)まで同じ)。文化(ぶんか)十三年(一八一六)、還暦賀集『杖(つえ)の竹』は一茶が代撰した。―万代(よろずよ)や蝶が出たれば草も出る 杖の竹―