俳人・書家。天明(てんめい)四年(一七八四)~天保十三年(一八四二)。五九歳。上町(大町)。酒屋。長沼宿の問屋をつとめ、文政十年善右衛門(松井松宇)にかわって名主になった。村役人。本名尚瓊。通称次郎次。字甲竜。別号禾堂(かどう)・辰子(しんし)。詩と書を江戸の市河米庵に学び、とくに行書・草書にすぐれ、門人数百人という。―藪陰(やぶかげ)や今年酒屋の今年酒 随斎筆記―
西島士英(にしじましえい)
俳人・書家。天明(てんめい)四年(一七八四)~天保十三年(一八四二)。五九歳。上町(大町)。酒屋。長沼宿の問屋をつとめ、文政十年善右衛門(松井松宇)にかわって名主になった。村役人。本名尚瓊。通称次郎次。字甲竜。別号禾堂(かどう)・辰子(しんし)。詩と書を江戸の市河米庵に学び、とくに行書・草書にすぐれ、門人数百人という。―藪陰(やぶかげ)や今年酒屋の今年酒 随斎筆記―