長沼小学校

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明治二十二年四月、市・町村制がおこなわれて長沼村となり、長沼尋常小学校とその赤沼派出所の二つとなり、柳原支校は分離独立した。同二十六年に貞心寺から新築校舎に移転し、翌年赤沼派出所は廃止された。昭和十六年(一九四一)国民学校令で長沼国民学校と改称、義務制の初等科六年・高等科二年となった。同年七月十五日、長沼地震で明治二十六年建設の校舎が傾き大破した。補強工事完了まで使用禁止となり、西厳寺・西光寺へ三年東組、勝念寺へ三年西組、蓮如堂へ四年、林光院へ五年男子が分散し授業を受けた。

 昭和二十六年津野の現在地へ新築移転した。


写真14 水田やりんご園にかこまれた長沼小学校