上町の山車(だし)

656 ~ 656

長野市妻科(つましな)の宮大工山崎儀作に依頼し弘化(こうか)年間(一八四四~四八)に製作。縦三・七メートル、横二・二メートル、高さ三・五メートル。総けやき(白木)造り、彫刻飾りは竜・獅子(しし)などで、市内現存屋台中、西町上(博物館展示)についで、最古の様式を残しているという。昭和六十二年(一九八七)、約六〇年ぶりに公開された。