火防の神と灯明

657 ~ 657

弘化三(善光寺大地震の前の年)年上町の南半分を焼く大火があり、その後も出火したことがあり、村寄り合いの合意により村の南端に火伏せの神を祀(まつ)った。ろうそく一本は秋葉神社に、一本は氏神様にあげる。上町の各戸から毎日の「ローソク当番」をきめ「おあかり」をあげて祈っている。