畑地暗渠排水

659 ~ 659

畑地の暗渠排水工事は昭和二十一~三十年の冬期、凍(い)てつく一~三月に、きつい共同作業で進められた。長さ一メートルの素焼き土管(口径枝管と幹管により適宜九~一五センチメートル)をりんごのあいだを掘って六〇〇~八〇〇メートルつないで地中一五〇センチメートルに埋設し、西の用水路に排水しており、土管から赤い水が今でも落ちている。