三新法時代

711 ~ 711

明治十一年七月の三新法の施行によって大小区は廃止され、翌十二年小田切地区は上水内郡に属した。戸長は公選となった。同十八年連合戸長役場が設置され、小田切地区は山田中村ほか二ヵ村(山田中村と小鍋村、塩生(しょうぶ)村)で、戸長役場は山田中村の長田儀右衛門宅に置かれた。戸長は官選となり連合戸長に酒井熊次郎(七二会村)がなった。同十九年十一月三日、川後に役場が新築され、初めて個人の家から独立した。