国見のイチイ

743 ~ 744

国見 往古、八百比丘という僧が、戸隠神社中社境内の「三本杉型」と同じく、正三角形にイチイを植え、その中央で護摩をたき村民の平安を祈ったという。樹高約十九メートル、目通り周囲約七メートル、枝張り直径約十七メートル、推定樹齢七〇〇年の雄木。他の二本は枯れた。


写真12 国見のイチイ