綿内地区の城跡として、従来の文献によると春山(はるやま)城跡・綿内(わたうち)城跡・車坂(くるまざか)城跡・前山(まえやま)城跡・十三道(じゅうさんみち)城跡などの名がみえる。いずれも城(じょう)ノ峰(みね)にある春山城を、見る位置によって呼称したというのが定説となっている。春山から仰げば春山城、菱田(ひしだ)側からは前山城、大柳・清水からは十三道城、綿内全体からは車坂城・綿内城と称したというのである。館跡には、森組に小柳井上館跡と伝えられるところがある。
四 城館跡
綿内地区の城跡として、従来の文献によると春山(はるやま)城跡・綿内(わたうち)城跡・車坂(くるまざか)城跡・前山(まえやま)城跡・十三道(じゅうさんみち)城跡などの名がみえる。いずれも城(じょう)ノ峰(みね)にある春山城を、見る位置によって呼称したというのが定説となっている。春山から仰げば春山城、菱田(ひしだ)側からは前山城、大柳・清水からは十三道城、綿内全体からは車坂城・綿内城と称したというのである。館跡には、森組に小柳井上館跡と伝えられるところがある。